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悪女 [映画]

悪女

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あらすじ:犯罪組織の殺し屋として育てられたスクヒは、いつしか育ての親ジュンサンに恋心を抱き、やがて2人は結婚するが、ジュンサンが敵対組織に殺害される。怒りにかられたスクヒは復讐を果たすが、国家組織に拘束されてしまい、国家の下すミッションを10年間こなせば自由の身になるという条件をのみ、国家直属の暗殺者として第2の人生を歩み始める。やがて、新たな運命の男性と出会い、幸せを誓ったスクヒだったが、結婚式当日に新たなミッションが下され……。

自分は基本映画ラブなので、つまらない映画見ても、「まあ、色々大変だったんだろうなウン」とか思ったりもするけど、たまに作りが荒いと言うか下手くそというか、ただ下手くそなんじゃなく、「コレくらいでいいだろ面白いアクションシーン一杯有るんだし」みたいな観客を馬鹿にしてるような映画が有るんですな。
で、この映画がまさにそうでした。

映画は長回し(に見える)シーンで始まり、姉ちゃん一人で、拳銃でヤクザ連中を撃ち殺す。
鉄砲を無くしてからも、1人でヤクザ連中を殺しまくる。
何十人もだよ。

さんざん殺されてるのに戦ってる間、周りのヤクザは自分の番を待って、ひとりずつ行って殺されるんですな。

その最初のシーンで、フィクションレベルがガタッと下がってるから、後は何しても「ふーん」てな感じ。

バイクで走り合いながら日本刀で切り合うって、バイクは片手離したら走れないんだよ。
減速したら加速できないんだから。

自分が好きになった男と同じタトゥーを入れて、その後顔を変えて政府公認の殺し屋になったりするんだけど、そのタトゥーの伏線は回収ゼロ。

色々有って好きになった男と我が子が殺されるんだけど、子供が殺される意味もゼロ。

非情な殺し屋のハズが、最後は自分が持ってる拳銃を投げ捨て、ナイフでタイマンを挑むという訳の分からなさ。

シーンも行ったり来たりの入れ子構造になってて分かりにくいし、敵が拳銃を持ってるのに、都合の悪いシーンになるとナイフだけで襲ってきたり。

映画としての体をなして無いというか、とにかく作りが荒い。
出来が悪くて腹が立ってくるというか。

わざわざ難波まで見に行って、こういう映画を見ると、ホントにガッカリしますな。

20点


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